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第1学年 現代文明論研修旅行

 第一学年の「東海大学現代文明論研修旅行」を5月16日(木)と17日(金)に実施しました。インフルエンザや大会出場などで残念ながら参加できなかった生徒もおり、参加生徒数は326名でした。手のアルコール消毒やマスクの着用など、様々な注意を払いながらの行程でしたが、無事に研修を修了することができました。
 1日目。6時30分集合。早朝の集合に眠そうな生徒がいましたが、松浦副校長と吉村学年委員長より挨拶をいただくと、すっかり目が覚めたらしく、元気にバス9台に乗り込んで出発できました。13時30分、東海大学湘南キャンパスに到着。さっそく2号館講堂で入試広報課の大崎先生より大学の説明をしていただきました。東海大学には約2万8千人の学生がおり、大学の構内の広さは東京デイズニーランドと同じ面積とお聞きし、改めて東海大学の規模の大きさを知ることができました。次に、現代文明論センター長の吉田厚子氏より、「世界の食糧問題を考える」というテーマで、70分間の講義をしていただきました。生徒たちへの積極的な問いかけもあり、まさにアクテイブラーニンングが展開されているようでした。宿泊は大磯ロングビーチの大磯プリンスホテルで、海の景色の美しさを堪能しながら、班やクラスの絆を深めることができました。
 2日目。まず、教育支援課の佐藤修先生より「学園の歴史」についての講演をしていただきました。東海大学の創設者、松前重義氏の発明である無装荷ケーブルについてのお話を通して、「自分の能力をいかに活用し役立てるか」という文明論の基本理念を学びました。その後、大学キャンパス内の散策や記念写真を撮りながら、多少の自由時間を過ごすことができました。12時30分に大学を出発し、19時00分に無事山形高校へ到着しました。
これからの高校生活をどう送るかを考えさせる、とても意義深い現代文明論研修でした。