合格体験記

進路状況

進学、就職の対策といっても、何をどのようにしたらいいのかわからないものです。そんな時、進路目標を達成した先輩方の体験談はとてもためになるものです。先輩から、進路実現に向けて努力したことや、後輩へのアドバイスを「合格体験記」として書いていただきました。よく読んで、自分の学習方法や進路を考える際の参考にしてください。きっと皆さんにも勇気と力が湧いてくることでしょう。

卒業生Aさん
東海大学医学部医学科
山形市立第十中学校出身

私は医師になるという夢を叶えるために、高校生活の3年間努力を続けてきました。具体的には、一次試験である学園テストのために毎日勉学に励み、過去問題をたくさん解くことでした。幸い、2年生、3年生と学年が上がるにつれて学園テストの順位も上がり、3年生で目標の成績にたどり着いたときの喜びは今でもはっきりと覚えています。その後、二次試験対策として面接や適性試験の他、グループ討議と小論文試験についても万全の備をして臨みました。
受験後、私の手元に合格通知が来たときは、3年間の努力が報われたという達成感でいっぱいでした。改めて、今まで私を支え、助けてくれた両親と先生方に感謝するとともに、6年後、白分の夢である医師になり、恩返しをしたいと思います。今思えぽ、東海大学山形高校の3年間は、私にとって夢を具現化するための時間でした。この学校で多くの人と出会い、多くのチャンスを掴み、難関である東海大学医学部医学科への切符を手に入れました。これからは医学部という新しいステージ 、国家試験の合格を目指すだけでなく、一人の人間として成長していきたいと思います。

卒業生Bさん
山形大学人文学部人間文化学科
山形市立第六中学校出身

私が受験勉強を本格的に始めたのは、高校3年の7月からでした。それまではサッカー部に所属しており、毎日授業を7、8時間受けた後で部活動に参加し、練習して帰るという生活を続けていました。 受験勉強をするにあたって、周りの方々の支えが本当こ力になりました。先生方は「部活をしてきたからこそ、これからものすごく伸びるから頑張れ。」と激励してくれ、部活動の仲間や後輩達も会う度に声をかけてくれました。もちろん家族の支えも大きいものでした。
私は山形大学への進学が第一希望だったので、周りで東海大学への進学が続々と決まり出すと、私も早く解放されたいという思いと焦りを感じました。勉強が嫌になることも度々ありましたが、応援してくださる方々の顔を思い浮かべることで頑張ることができました。

卒業生Cさん
東海大学文学部心理・社会学科
山形市立第十中学校出身

私が東海大学文学部心理・社会学科を選択したのは、カウンセラーという職業に興味を持っていたことがきっかけです。
私は吹奏楽部に所属していたため、テストの前も毎日部活があり、なかなか勉強の時間が取れませんでした。しかし、心理・社会学科は人気学科のうちの一つです。 私は合格を勝ちとるために先生がくださった過去問題を何度も解きました。苦手な数学は積極的に先生に質問に行き、理解できるまで教えてもらいました。
また、毎日学校を休まないように努力しました。体調管理は社会に出てからも大切なので、今からでも心がけておくべきです。日々身だしなみを整えておくことや挨拶をしっかりできるようにすることも、この先きっと大切になってくると思います。

卒業生Dさん
明治大学経営学部経営学科
東根市立第二中学校出身

私が明治大学を選択した理由は二つあります。
一つ目は、明治大学が箱根駅伝常連の強豪校だからです。私は陸上競技部に所属していましたが、2・3年次の2年間、一人で練習することが多く、なかなか思うように結果が残せませんでした。大学では大勢の強い選手がいる環境の中で強くなりたいと考えています。個人での活躍はもちろん、箱根駅伝を含む三大駅伝で優勝に貢献できるように頑張りたいと思います。
もう一つの理由は、大学卒業後、陸上競技の実業団に入りたいと考えているからです。明治大学からはたくさんの強い選手が実業団に入っているので、私も夢をかなえられるように頑張りたいと思います。

卒業生Eさん
山形医療技術専門学校作業療法学科
山形市立第十中学校出身

この学校を志望した理由は設備の充実はもちろん、先輩方の意識の高さ・熱心さに他校にはない好印象を受け、就職も毎年ほぼ100%だと伺ったからです。しかし、この学校に入学すれば必ず夢が叶うというわけではありません。一人一人が夢に向かって日々努力してきた結果だと思います。これは他の学校や企業でも同じことが言えます。
私が合格に向けて最初に取り組んだことは面接の練習でした。初めの頃は、「推薦だから大丈夫だろう」、正直そんな軽い気持ちでした。しかし、いざ本番を想定して練習してみると、全くと言っていいほど答えることができず、何度もくじけそうになりました。そんなときに支えてくれたのは担当してくださった先生方でした。また、不安になったときに励ましてくれた友達がいたからこそ頑張ることができました。 受験を通して、支えてくださった方々への感謝の気持ちを改めて感じました。
将来は作業療法士として、患者さん一人一人に合った治療法を適切に判断できる、信頼される医療人になりたいと思います。

卒業生Fさん
株式会社でん六
山形市立蔵王第一中学校出身

私は昔からでん六の商品が好きで、その製造に携わりたいと思い、でん六への就職を志望しました。そのために、毎日休まず登校し、授業を真剣に受け、放課後には友人と一緒に勉強したりするなど、進路実現に向けて努力しました。また、昼休みや放課後に、先生方や友人と一緒に面接練習もしてきました。
これからの目標は、まず、白分から積極的に職場の人たちとコミュニケーションをとっていくことです。また、職場の先輩方が仕事をしている姿を見て、少しでも多くのことを吸収し、仕事を覚えていきたいと考えています。
就職を考えている後輩のみなさん、勉強や面接練習も大切ですが、挨拶などの礼儀や人とのコミュニケーション力がとても大切になってきます。面接ではみなさんの人柄と意欲が見られます。面接練習をたくさんすることと、自分の行きたい会社について誰よりも詳しく調べることが大切です。今からでも見直すことはできるので、自分の進路実現に向けて今できることを精一杯やって頑張って下さい。